第2回River Crew Festival in 筑後川終了しました!
筑後川中のRiver Crewが集い、新たな流域の連携を作っていく「筑後川を全力で楽しむイベント=第2回River Crew Festival in 筑後川を開催致しました。当日は晴天、絶好の行楽日和!多くの皆様が遊びに来て下さいました♪
想いはひとつ「川」の楽しさ美しさを伝え、河川愛護の「わ」を広げたい
開会前、朝早くから関係者の皆様が集まって下さり、準備を開始しました。筑後川上流・下流。そして宮崎の五ヶ瀬川からもRiver Crewが集まってきます。
秋空の雲ひとつない天気の下、賑やかな水辺
秋空の雲ひとつない天気の下には、微笑ましい賑やかな水辺が広がっていました。
自然体験・川遊び
まずは、自然体験エリアからご紹介します♪
ラフトボート体験(NPO法人五ヶ瀬川流域ネットワーク)
今回も、「九州河川協力団体連絡会議」として繋がっている仲間(River Crew)、「NPO法人五ヶ瀬川流域ネットワーク」の山田さん達が「ラフトボート」を持って来てくれました。
筑後川でボート体験、大人も子どももワクワクと、不安が入り交じったキラキラした瞳で参加されていました。
ラフトボートって、こんな小さなお子さんでも経験出来るんですね♪特に親子で参加されている姿が印象的でした。
ウォーターチューブ体験(建設環境研究所)
筑後川の久留米エリアで実施されている「筑後川の水辺空間を利用した賑わいづくり」にも参加され、河川敷に「カフェ」を作ってしまうなど大注目の「建設環境研究所」さんは、ウォーターチューブを持って来て下さいました。最初、「え?これの中入って川に流されないの?横から落ちないの?着替え持って来てないばい〜」と言った声も聞こえましたが(笑)写真を見て納得。
言えないけど、皆さんちょっと「ハムスター」っぽいよね(笑)
原鶴屋形船(原鶴温泉)
そして上流域である原鶴温泉から屋形船が久留米やってきてくれました。
「久留米で屋形船」ってだけで、何だかとっても贅沢な気分♪特に幼児と一緒に来られたご家族の皆様は屋形船でのRiver Crewを楽しまれていました♪
屋形船を持って来て頂いた林さんと東さんは「九州北部豪雨」の復興支援で繋がったRiver Crew。久留米と原鶴で離れていても、川を思う気持ちは常に同じ。皆さんの乗船台は「復興支援」に活かして頂きたく、林さんたちに寄付させて頂きました。
スポーツ鬼ごっこ(カラフルスポーツクラブ)
今回初登場の「スポーツ鬼ごっこ」、鹿児島から「カラフルスポーツクラブ」代表であり「スポーツ鬼ごっこ日本代表」である池田さんが久留米まで駆けつけて下さいました♪
あれ?この写真に載っているのは、もしかしてRe:Rの磯野さん?も、もしかして子どもに負けちゃった・・・!?(笑)じつは、この「スポーツ鬼ごっこ」ですが、子どもと大人が本気で勝負して大人が、まけちゃうという、親子で楽しめるスポーツなんです。
詳しくはこちらをご覧下さい。
どりゃー!取ったどー!の1枚♪大人が本気になってます(笑)。本気で走り回って、滑って転んで楽しめる。これも河川敷の楽しい遊び方ですよね。筑後川って、まだまだ色んな遊び方があるぞ!って発見した瞬間でした。
巨大トランポリン(スカイアドベンチャートランポリン)
長い長い行列が出来、前回に引き続き大好評だったのが、「スカイアドベンチャートランポリン」さんの、大型トランポリン。親子で一緒に河川敷で飛び跳ねる子ども達。お父さんもお母さんも皆笑顔です!
「スカイアドベンチャートランポリン」さんは、久留米市のお隣である佐賀県鳥栖市の大型商業施設「フレスポ鳥栖」の一角で「カラフルモール」という、手作りの商品やサービスを持ち寄り行うマルシェの主催者でもある空久保さんが運営しており、River Crew Festivalの趣旨に共感し、出店して頂きました。今回も、カラフルモール鳥栖の関係者の皆様多数出店して頂いております。
カメすくい体験(久留米市環境保全課)
いつもGood Newsで子ども達に、その日取ってきた魚やカメなどを見せて喜ばせてくれている田中さんが率いる、久留米市環境保全課さんは「かめすくい体験」で出展して下さいました。
カメすくいというから、小さいカメを想定していたら、むちゃくちゃでかいのばかり(笑)さすが、田中さん、子どもたちも楽しみながら挑戦していました♪
筑後川マルシェ
そして、筑後川河川敷にマルシェも開催♪たこ焼き、焼き鳥、焼きそば、ソーセージ、カレーなど、様々な出店があり皆さん河川敷での食事も楽しんで頂いておりました。
タコ焼き(鳥栖のタコ焼き屋さん「たこ姫」)
鳥栖のたこ焼き屋「たこ姫」から姫?(笑)もやってきました♪
たこ姫さんは、もう10年以上筑後川のゴミ拾い活動を応援して下さっています。ゴミ拾いに参加して「Good Newsカード」を持って「たこ姫」さんに行けば「回転焼き3個プレゼント!」という太っ腹な企画をして頂いたり、多大なるご協力を頂いております。
たこ姫のあっこさんがこんな素敵なたこ焼きを被って笑顔を振りまいてくれるだけで、会場全体がとっても明るくなりますね♪
「こばのぱん」さん
うきはの山奥でこつこつとひとつひとつ手作りで焼く季節の恵みが豊富な「自家製酵母」のパン達で筑後川に出店して下さったのは、2回目の出店となる「こばのぱん」さん。
第1回目の時は、最速ですべての商品が売り切れてしまった大人気のパン屋さんです。今回もたくさんの素敵なこだわりのパンを出店して下さいました。
「こばのぱん」さんも、カラフルモール鳥栖で出逢ったのがきっかけで筑後川まで足を運んで頂きました。
「カラオケBANK・フィットネスBANK」さん
同じく鳥栖市から応援で出店して下さったのは「カラオケBANK・フィットネスBANK」さんです。焼き鳥とシャボン玉機を持って来て下さり、会場を盛り上げて下さいました♪
代表の三浦さんは鳥栖で様々な事業を展開している若き経営者で有り、鳥栖を愛し、地域の活性化に繋がる様々な取り組みにも関わられています。ふるさと、街や川を思う気持ちは老若男女変わらない。市や町、県も超えて協力しあう事で新たなエネルギーが生まれてくれば良いなと思います。
日田やきそば研究会
上流からはなんと!大分県日田市から「日田やきそば研究会」さんも来て下さいました♪
River Crew Festivalのカメラマンである「北さん」は、食べ物を美味しそうに撮るのが大好き。日田やきそばさんが来られると食いつくようにカメラで覗き込んでいました(笑)
筑後川に焼きそばの匂いが漂いだすと、スタッフの仕事をほったらかして食べに行きたくなりました。我慢していたら、他のスタッフがしれっと食べ取るし−!!!
スポガ久留米
久留米市では老舗で最も有名なボウリング場「スポガ久留米」さん。
え?川にボウリング場が出店?何を出店するの?と思われる方も多いかと思います。もちろん「ボウリング」で出店して頂きました(笑)
スポガ久留米さんは、久留米をこよなく愛されており、市内の様々なイベントにもこの「ミニボウリング」で出店をされています。子どもたちも「あ!スポガ久留米のだ!」とお馴染みになっている子ども達もいるようでした。
元々スポガ久留米の経営者の一人である高橋さんは、Good Newsのメンバーとしてゴミ拾いにも参加して下さったり、「Good Newsカード」を発行した際は「ゴミ拾いに参加してくれ人達にお礼を込めてボウリング1ゲーム無料にしよう!」というアイディアを下さったり、本当の意味での官民協働の流れを筑後川に築いてくれた方の一人です。
今回はミニボウリングの他に、使わなくなったピンに絵の具で絵を描く「廃ピンアート」を持って来て下さいました。筑後川流域のボウリング場が提供してくれたピンで、子ども達が夏休みの自由工作でお魚を作る。そんな流れを、そんな景色を来年の夏に残して行きたいなって思っています。
バージャム&居酒屋たたみ
久留米でバーや居酒屋を営む若き経営者。山口航平君が第1回に引き続き筑後川に出店して下さいました。実は航平君も、Good Newsのメンバーとして一緒に筑後川のゴミ拾いをしてくれていたメンバーのひとり。
独立して忙しくなって毎日頑張っている中、こうやってイベントがある時は必ず笑顔で筑後川に出店して下さいます。
下の写真は以前やった社会実験で彼が出店してくれた「筑後川BAR」。
川という空間を、たまにはこんな風にオシャレに楽しく使い倒すのもありだよね♪「カクテル 筑後川」。また筑後川で作ってくださーい!!
九重ふるさと自然学校
筑後川の源流域に近い、大分県九重町にある「一般財団法人セブンイレブン記念財団 九重ふるさと自然学校」のみなさんも遊びに来て下さいました。
「九重ふるさと自然学校」の皆さんとは、久留米から子ども達を筑後川の源流を探しに行くバスツアーでお世話になったり、逆に九重町の子ども達が筑後川下流を巡るイベントの際に呼んで頂いたりと以前から交流させて頂いています。
当たり前のように日々市内を流れる筑後川の水は、どこで産まれてどこにたどり着くのか?筑後川の源流がある九重町にはどんな自然があるのか?子ども達にはぜひ体験して欲しいですね♪
どんぐりクラフト体験、大人気でした!
小石原ー鼓の里ー
平成29年の九州北部豪雨で甚大な被害を受けた福岡県東峰村。そんな東峰村の皆様が、久留米まで来て下さいました。
東峰村では「TEAM励」という柳川・大川市などに在住する女性12名の有志が復興支援の為にボランティアで駆けつけ、地域の皆さんのコミュニティスペースになればとコンテナハウスを作ったのが原点となり、今では「東峰村復興親善大使」として活躍するT-BOLANの森友嵐士さんたちと「ランプの森」を5月にオープンするなど、多くの方々が協力しあい復興に向けて動き出しています。
そんな皆様の力になれればと想いながら、逆に東峰村の皆様には力を頂いてばかり、本当にありがとうございます!
出店して頂いた小石原焼き。美しい。
C・H・A Powerstone
「カラフルモールとす」から前回に引き続き出店して頂いた「C・H・A Powerstone」さん。筑後川でアイロンビーズ体験を出店して下さいました。
アイロンビーズとは、「ビーズ」を使って上の写真のようにキャラクターや様々な者を描いて、完成したらアイロンで熱を加える事で固まり、まるでキーホルダーのような物が出来上がります。
River Crew Festivalに来られた記念に、多くの方が体験されピーク時は長い列が出来ていました♪
また、アクセサリーの販売もされていました。筑後川の、空が広く見える河川敷で、アクセサリーを販売しているオシャレなマルシェって良いですよね。
来年以降もその景色を残していきたいです♪
CHIC
河川敷を登った堤防上には、CHICさんが出店して下さいました。様々なタイプの自転車の展示がされ、中には面白自転車の体験コーナーも設けられていました。
CHICさんの名前は「Cyclong-Hub-In-Chikugo」の略称で、自転車を利用しやすいまちづくりにするためのイベント開催などを行っています。
筑後川の河川敷にはサイクリングロードが設置され、日々サイクリングを楽しむ方やジョギングを楽しむ方の姿が見られます。こんなに楽しく、気持ちの良いフィールドは無い!
CHICさんを見ていたら、筑後川の河川敷にはまだまだ色々な事が出来る可能性があるんじゃないか?と思えてワクワクしてきました♪
Good News 筑後川100万人ゴミ拾い
Good Newsは2008年2月に結成、毎月第2土曜日にゴミ拾い活動を行ってきました。11年でゴミ拾いの参加者数はのべ1万人を越えましたが、それでもゴミは減りません。しかし、Good Newsのテーマ「エコよりもニコ!」に共感し、筑後川を楽しむことが河川愛護に繋がるという想いで活動して下さる方々も増えて来ました。
そこで、第2回River Crew Festival in 筑後川のテーマでもある、「筑後川の上流から下流までを繋いでいく事」から産まれた企画が、来年からの開催を目指す、筑後川の全流域で一斉にゴミ拾いを行う日を目指す「筑後川100万人ゴミ拾い」です!
この日は、九重町・原鶴・東峰村・久留米の皆さんでの連携宣言も行われました。
※100万人ゴミ拾い・森友嵐士さんライブに関しては詳細はこちらの記事をご覧下さい
グランドフィナーレ T-BOLAN森友嵐士 スペシャルライブ
グランドフィナーレは、今回出店して頂いた「東峰村」の復興親善大使を務めるT-BOLANの森友嵐士さんによるスペシャルライブが開催されました。全国の川を釣りをしに渡り歩くなど「川好き」でも知られる森友嵐士さん。8月11日に東峰村で開催されたTEAM励主催の復興支援イベントで初めてお会いしたのですが、その際に頂いたアイディアは「ライブのチケットはゴミ拾いで拾ってくれたゴミにしようよ」もう、このアイディアにはしびれました。
※詳細はこちらの記事をご覧下さい
森友嵐士さんの歌声が響き出すと、筑後川は少しずつ夜になってきました。会場にはキャンドルが店頭されていきます。
グランドフィナーレは森友さんのライブで、ロマンチックに、そして最高潮に盛り上がりました。
河川愛護の「わ」は繋がって行く
第2回River Crew Festival in 筑後川。上流から下流まで143kmあるこの大河には、様々な思いで活動しているRiver Crew達が沢山います。
今回のテーマは「繋ぐ」。皆で繋がって行こうという想いがひとつ形になったイベントだったと思います。
来年から、筑後川のRiver Crewは今回繋がったご縁を大事に、新たな形を少しずつ作っていこうと思います。
自身が住む川や町を大事にする事は、愛する人・家族を思う気持ちと似ていると僕は思います。大事な場所だからこそ、綺麗であって欲しいし、賑わいのある場所であって欲しい。その為には、足りない物を嘆くのでは無く、足りないものを作る勇気を持って行動・実践していく。そして、せっかくやるなら「楽しく」
今回のRiver Crew Festivalのように熱く・暖かく・笑顔が絶えない筑後川を目指して、私たちはこれからも頑張って行きます。どうか暖かく見守って下さいね。
最後になりましたが、ご協力頂きました関係者の皆様、応援して頂いた全ての皆様。本当にありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
第2回River Crew Festival in 筑後川 実行委員長
中島重人(Good News代表・Re:R事務局)