大分県日田市の水辺で会議
2020年春、いよいよ本格始動となった「Re:R筑後川」。
これから筑後川流域のヒト・モノ・コトを繋いでいきますので、改めてどうぞ応援をよろしくお願いいたします!!ちょっと前ですが、筑後川上流に位置する大分県日田市の三隈川公園で「水辺会議」を行ってきました。
水郷、大分県日田市の温泉街を一望出来る三隈川公園
水郷とは濁らすに(すいきょう)と発音するのですが、それほど水も山も人情も清らかだ(濁っていない)とある文人が称賛したからと聞いています。その水郷のシンボルが三隈(みくま)川 -「水の郷百選 ホームページ」より引用-
公園から温泉街を眺め、水のせせらぎを聞くと心が落ち着きます。
初夏には「川開き」も
5月には、水郷日田に初夏の訪れを告げ「日田川開き観光祭り」が毎年開催され、日田市の水辺は賑やかになります。
河川敷に広がる温泉街。川と人の距離がとても近く、日田市の方々にとって三隈川の水辺はとても身近で、無くてはならない大切な存在なんだろうなという事が伝わってきました。
この日は、そんな穏やかで温かく情緒ある三隈川の景色を楽しみながら、Re:Rスタッフ水辺会議を実施しました。
筑後川流域を「繋いでいく」
流域の長さは143km、源流の数は192。支流は200以上ある九州一の大河「筑後川」。流域人口は100万人と言われます。流域面積もとても広大な筑後川には、上流・中流・下流に様々な環境があり、文化・歴史があり、人との関わり方でや物語があるのだと思います。そんな「流域資源」を探し繋いで行く事は、壮大で雲を掴むような話のようにも聞こえます。
どうやって、繋いで行くか、盛り上げていくか。難しいテーマではありますが、まずは「筑後川と触れ合い楽しむこと」を忘れず、活動していきたいねという話になりました。
ミズベリング!
何もいらない、ただ三隈川があって、温泉街の景観があるだけで特別な空間である日田市の水辺。今日は「水辺の賑わいを取り戻すためのアクション=ミズベリング」のひとつとして、椅子を置いてみました。そう、ただ椅子を置くだけですが、そこに4人座って話をするだけで、何だか特別な空間が生まれます。
子どもの頃、川で遊ぶとドキドキワクワクしていた。そんな気持ちに、原点に返るような気持ちで筑後川を楽しみながらやっていこう。そんな私たちの想いは、写真を見て頂ければ分かると思います。笑顔!
呼び水のように
筑後川流域にある数々の支流が「呼び水」として本流につながっていくように、Re:R筑後川は流域の自治体・皆様のもとへお伺いさせて頂き、一緒に筑後川流域の貴重な「地域資源」を掘り起こしながら「わ」を広げていきますよ~。ますます、これからが楽しみになってきました~
とっても充実した「水辺会議」になりました♪